遺産分割協議の概要や進め方が知りたい!スムーズに相続するためには?

2022-09-20

遺産分割協議の概要や進め方が知りたい!スムーズに相続するためには?

この記事のハイライト
●遺産分割協議は、相続人や財産の確定後、協議して分割方法の決定という流れで進める
●遺産分割協議の進め方におけるトラブルには、配分の難しい不動産が絡む事例が多い
●遺産分割協議の進め方におけるトラブルの解決策には、不動産の売却金を配分する換価分割がある

複数の相続人がいる場合は、遺産分割協議が必要な場合があります。
しかし遺産分割協議では、これまで良好な関係だった親族ともめてしまう可能性も考えられるため、注意が必要です。
そこで今回は、遺産分割協議の概要や進め方、トラブルの事例や解決策についてご紹介します。
高松市で不動産を相続する可能性のある方は、ぜひ今後の参考にしてみてください。

\お気軽にご相談ください!/

遺産分割協議の概要や進め方とは?

遺産分割協議の概要や進め方とは?

そもそも遺産分割協議とは、どのようなものなのでしょうか。
まずは、概要から見ていきましょう。

遺産分割協議とは

遺産分割協議とは、複数の相続人がおり、被相続人(亡くなった親族)が遺言書を残していない場合に遺産の配分について全員で話し合うことです。
遺言書が残っている場合でも、一部の遺産についてしか記載がない場合は、遺産分割協議をおこないます。
遺言書が残っていれば、基本的に遺産分割協議の必要はありませんが、遺言書と異なる配分をしたい場合は、例外的に遺産分割協議が必要です。
なお、遺産分割協議における内容は、すべての相続人が同意しなければ成立しません。
反対に、すべての相続人が同意すれば、法定相続分(法律で定められた各相続人の遺産の取り分)とは異なる割合で分割することも可能です。
すべての相続人の同意を得る必要はありますが、必ずしも同席の必要があるわけではなく、メールや電話での対応でも問題はありません。

遺産分割協議に期限はある?

遺産分割協議には、期限がありません。
しかし、相続税の申告には相続の開始後10か月以内という期限があります。
相続税の申告の際には、遺産の分割について確定していなければ受けられない特例があるため、注意が必要です。
具体例としては、配偶者控除が挙げられます。
配偶者控除とは、「1億6千万円」または「配偶者の法定相続分にあたる金額」のなかで多いほうの金額までは相続税がかからない特例です。
遺産分割協議で分割が確定していない遺産については、この特例の適用はできません。
ただし、相続税には「3,000万円+600万円×法定相続人の数」で求められる基礎控除があります。
相続税は、遺産の金額に定められた税率をかけて計算するため、基礎控除を適用し、遺産の金額が0円以下になれば相続税がかかりません。
このような場合は、10か月以内に遺産分割協議を終わらせる必要はないということです。

遺産分割協議の進め方

それでは、遺産分割協議の進め方についてご紹介します。
進め方①相続人を確定する
先ほどお伝えしたとおり、遺産分割協議を成立させるためには、すべての相続人の同意が必要なため、まずは相続人を確定させる作業からおこないます。
相続人は、被相続人の出生から死亡までの戸籍謄本(戸籍全部事項証明書)を取り寄せて調べます。
なお、相続人の調査中に特殊なケースがあった場合は、下記のような対応が必要です。

  • 所在が不明な相続人がいる場合:その相続人の戸籍をたどり、戸籍の附票を取得する
  • 相続人が未成年の場合:特別代理人を選任する
  • 住民票の住所に相続人がいなかった場合:不在者財産管理人を選任する
  • 相続人が行方不明の場合:失踪宣告の請求をおこなう

進め方②相続財産を確定する
相続人と同じように相続財産の確定も必要です。
相続財産には、プラスの財産だけでなく、負債などのマイナスの財産も含まれます。
相続財産が確定したら、相続財産のすべてを一覧表にした財産目録をつくっておくと、話し合いがスムーズです。
進め方③相続分について話し合いをおこなう
誰がどの財産を相続するか、具体的に話し合いをおこないます。
民法上では法定相続分が定められていますが、介護や不動産取得の援助など、個別の事情は考慮されていないため、相続分を修正する必要があるかもしれません。
進め方④遺産分割協議書を作成する
財産の分割について決定したら、すべての相続人が署名・捺印した遺産分割協議書を作成します。

この記事も読まれています|空き家を売りたい場合の方法と売却時にかかる費用や税金について解説

\お気軽にご相談ください!/

遺産分割協議の進め方におけるトラブル事例

遺産分割協議の進め方におけるトラブル事例

続いて、遺産分割協議の進め方におけるトラブル事例についてご紹介します。
トラブル事例①不動産の分割方法や評価方法が決まらない
不動産は、明確に配分するのが難しく、トラブルに発展する可能が高い財産です。
そのため、分割方法や評価方法で意見の対立がおこるケースがあります。
トラブル事例②遺産の範囲が不明瞭
遺産が被相続人のものかわからなかったり、あとで遺産が発見されたりするなど、遺産の範囲が変わることによってトラブルに発展しやすくなります。
トラブル事例③個別の事情がある
内縁関係の配偶者がいる、介護を負担してきた相続人がいるなど、個別の事情を考慮して分割しなければならない場合にも、トラブルが起きやすいと言えます。
トラブル事例④遺産を分割する前に処分された
分割前の遺産は、すべての相続人の共有財産で、本来であれば勝手に処分することは認められていません。
そのため、このような行動を起こした相続人とトラブルになるケースもあります。
このように、遺産分割協議の進め方のなかでは、さまざまなトラブルが起こる可能性があるため、注意が必要です。

この記事も読まれています|空き家を売りたい場合の方法と売却時にかかる費用や税金について解説

\お気軽にご相談ください!/

遺産分割協議の進め方におけるトラブルの解決策は?

遺産分割協議の進め方におけるトラブルの解決策は?

それでは、遺産分割協議の進め方におけるトラブルには、どのように対応したら良いのでしょうか。
前の章でお伝えした事例ごとに解決策を見ていきましょう。
トラブル事例①の解決策:換価分割を選択する
不動産は分割しにくい財産のため、さまざまな分割方法のなかでも、換価分割を選択するのが基本です。
換価分割とは、不動産を売却して得た売却金を相続人へ配分することです。
現金化によって公平に分けやすくなり、トラブルを回避できます。
それでも話がまとまらない場合は、調停の申し立てをおこなう必要があります。
最終的には裁判所による審判で判断されるため、長期化する可能性も視野に入れておきましょう。
トラブル事例②の解決策:民事訴訟を提起
遺産の範囲がわからず、被相続人以外の財産かもしれないことでもめている場合は、民事訴訟を提起します。
その結果が出てから、遺産分割協議をおこなうとスムーズです。
また、新たに遺産が発見される可能性がある場合は、その分だけ留保して遺産分割協議を進めましょう。
トラブル事例③の解決策:遺言執行者の指定
トラブルを回避して遺産を分割するには、個別の事情に配慮した遺言書の作成が大切です。
さらに、遺言書の内容をきちんと実行するための遺言執行者を指定しておくことができます。
遺言執行者のもと手続きが進むため、非協力的な相続人がいた場合でも安心です。
トラブル事例④の解決策:処分された分も遺産に含む
本来であれば、処分された遺産は分割の対象にならないとされています。
しかし、処分した相続人をのぞくすべての相続人の同意があれば、遺産の相続分に含めることが可能です。
ここまでトラブル事例と解決策についてお伝えしてきましたが、遺産の分割のなかでも、とくにトラブルになりやすいのは、不動産の配分です。
たとえば、代償分割を選択した場合、不動産を相続した方が、ほかの相続人へ代償金を支払う必要があります。
ただし、不動産を相続した方に代償金を支払う余裕がなければトラブルになりやすいため、相続した不動産の配分は、売却による対応をおすすめします。

この記事も読まれています|空き家を売りたい場合の方法と売却時にかかる費用や税金について解説

まとめ

今回は、遺産分割協議の概要や進め方、トラブルの事例や解決策についてご紹介しました。
遺産分割協議の進め方によっては、トラブルに発展する可能性もあるため、解決策を用いて回避しましょう。
相続した不動産は空き家になることが多く、資産価値が下がりやすいため、売却による分割をおこなう場合は早めに手続きを進めることをおすすめします。
また、相続した不動産が築古で売れるか心配な方もご安心ください。
株式会社サンタでは、仲介はもちろん買取にも対応しております。
高松市で不動産を相続する予定の方は、ぜひお気軽にご相談ください。

ブログ一覧ページへもどる

まずはご相談ください!

087-866-1224

営業時間
9:00~18:00
定休日
水曜日

売却査定

お問い合わせ